教えてドクター 酸化しない体づくり

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第4回 酸化しないからだ作り

本日は、農学博士の細山先生に、不妊とサプリメントというテーマでお話を伺いました。

第4回インタビュー

妊娠したいネット:
ずばり、先生がお考えになる不妊の大きな原因とは何でしょう


細山先生

細山先生:
わたしは、活性酸素により、人間のカラダが酸化しているという部分に注目しています。
もちろん、不妊だけでなく、ガンや、動脈硬化、心筋梗塞など活性酸素が影響し、人間の弊害になる活性酸素ですが、活性酸素が増え過ぎると、まずカラダの細胞の脂質の部分がやられてしまいます。
つまり臓器の部分ですが、もちろん、この臓器のひとつ、卵巣も被害を受けます。

妊娠したいネット:
女性の敵「冷え性」も活性酸素の影響といわれますが?
冷えを直すにはどうしたらよいでしょうか?

細山先生:
そうですね。
毛細血管を丈夫にすることが大切です。
それにはワインなどに含まれる「ポリフェノール」が良いでしょう。
ヨーロッパでは、毛細血管を丈夫にする成分が医薬品として扱われています。

妊娠したいネット:
活性酸素が増えてしまう原因にどのようなことがあげられますか?

細山先生:
いくら栄養のある食事を心がけていても、現代の食品に含まれる栄養素もビタミンも、昔のものに比べると非常に不足していますし、添加物の食品、喫煙、深酒、薬の飲み過ぎも良くないですね。

人間は、1日約500リットルの酸素を必要としています。
しかし摂取する酸素の約2%は、活性酸素に化けてしまいます。
じゃあ活性酸素を作らないために、酸素を吸わないかと言ったらそれはムリなことですから、なるべく活性酸素を増やさないように生活習慣を見直すことが大事です

妊娠したいネット:
しかし、活性酸素による臓器のダメージは、子宮だけでなく、生活習慣病と言われるガンや血栓などさまざまな疾病を引き起こす要因にもなるので怖いことですね?

細山先生:
そうですね。ですから、細胞を攻撃する前に、抗酸化食品を摂る必要があります。
と言っても、活性酸素には4種類あって、この4種の活性酸素いずれも抑制しなければなりません。

@ スーパーオキサイド(SOD)
A 過酸化水素
B 一重項酸素
C ヒドロキシラジカル

これら4つの活性酸素に対し、水溶性、脂溶性バランスをとって対策をする必要があります。

ビタミンCなどの水溶性ビタミン群やポリフェノールなどを多く含む食品は、有効です。
ポリフェノールとは、ご存知のとおり、植物の葉や花、茎などに含まれる苦味・渋味成分のことで、光合成によってつくられています。有名なポリフェノールと言えば、お茶のカテキンや大豆イソフラボン、赤色色素のアントシアニン、タンニンなどがあります。
体内で最も活性酸素に傷つけられやすいのが、細胞膜の部分ですが、ポリフェノールの最大の特徴は、その細胞膜上で活性酸素と戦ってくれることです。

それとビタミンEなどの脂溶性のビタミン群であれば、例えばアスタキサンチンを含む食品、サケ、いくらなどがよいでしょう。
アスタキサンチンは、β-カロチンなどと同じカロテノイドの仲間で、サケ・エビ・カニや海藻などの魚介類に多く含まれる赤い色素です。

活性酵素の中でも特に毒性の強い「一重項酸素」の酸化反応と、体の組織を連鎖的に障害していく「過酸化脂質」の生成を抑制する力が強いことがわかっています。

特に、一重項酸素酸化に対してはビタミンEの100倍以上、ベータカロチンの10倍以上の抑制効果が認められています。
血管を若々しく保ち免疫細胞を活性酸素から守ることで免疫力を高めます。またガンの増殖を抑制することも知られています。

妊娠したいネット:
妊娠しやすいカラダづくりのためのアドバイスを下さい。

細山先生:
わたしは、不妊対策として、ご自身の生活習慣を見直し、抗酸化食品を摂って、酸化しないカラダをつくることが重要だと考えています。
よくアンチエイジングという言葉を聞かれると思いますが、アンチエイジングというのは、高齢者のための対策ではありません。
10代~20代の方達でもSODを持っています。

でも若さゆえ、仮にカラダが酸化されても、影響が表に見えないだけであって実は加齢とともに、酸化=老化は進んでいます。
それが30代~になると、カラダの中や表面の老化が出てくる、だから、20代から、アンチエイジング対策をしなければなりません。
何度も申しますが、活性酸素によって臓器がダメージを受ける。つまり人間の細胞がダメージを受けるわけです。

子宮も卵巣も、他の臓器もそして女性の皆さんが1番関心をもたれている、皮膚、お肌の老化も、 若くみずみずしい状態を保つためには、活性酸素を退治し、細胞を活性化するための生活を心がけていただきたいと思います。

妊娠したいネット:
ありがとうございました。

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細山 浩先生プロフィール

1963年生まれ 東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
東京大学にて食品化学を専攻。

キッコーマン株式会社研究本部で健康食品の原料を、バイオケミカル事業部で「食品の抗酸化および人体の抗酸化について」を中心に14年間研究の後、独立。
サプリメント原料の調合と加工の第一人者として、講演会等を開催し、安全で効果的なサプリメントの普及に努める。

現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長

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