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第5回 ざくろ編

ざくろ写真

ザクロは「女性の体に良い」と最近雑誌やテレビなどでも取り上げられています。今回はそんなザクロの魅力についてお話したいと思います。

ざくろの歴史

ざくろは、昔から妊娠・子宝に恵まれる果物と言われています。アジアでは種(たね)が多いことから、子孫繁栄・豊穣の象徴となりました。インド最古の医学書である「アーユルウェーダ」、イランのペルシャ医学では「生命の果実」、ローマ神話の中でもザクロの効果が記載され、豊穣、多産の象徴とされ、王族や貴族も食されてきたのです。このようにザクロは世界中の人々に注目されてきた果物です。

ざくろの栄養成分

ザクロの主な成分をまとめます。

成分名 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 廃棄率
56kcal 83.9g 0.2g Tr g 15.5g 1mg 250mg 8mg 6mg 15mg 0.1mg 55%

● 糖分〔炭水化物〕(グルコース・フルクトース)

エネルギー源

● アミノ酸(アルギリン酸・グルコース)

体内の老廃物の処理、疲労回復、呆け防止

● ビタミン類(ビタミンB1・B2・C)

ストレス解消、疲労回復、粘膜の保護や細胞の再生をして髪、爪、皮膚を作る、老化を防止、美肌効果、免疫力強化、流産予防

● ミネラル(カリウム)

体内の余分な塩分・コレステロールを体外に排出してむくみを改善し、高血圧を予防する

そして、ザクロの中には特に注目したい成分があります。
最初に紹介したい成分はエストロゲンです。エストロゲンは卵巣から分泌され、女性ホルモンに似た性質があり、「女性らしさ」を作ります。女性生殖器を発達させ、月経、妊娠・出産など女性特有の機能を正常に保つ働きをします。悪玉コレステロールを減少させて善玉コレステロールを増やすので血液をサラサラにします。動脈効果や高血圧、心筋梗塞、高脂血症、骨粗鬆症予防などにも有効的です。その他にも骨の強化・肌荒れ(しみ・くすみ)の予防、若年性更年期障害・更年期障害(45歳前後からエストロゲンの分泌が低下する為に、頭痛、ほてり、イライラ、めまい、腰痛、肩こり、不眠、手足の冷えなどの症状が起こる)の抑制にも効果があります。若年性更年期障害は、若い人でも更年期障害のような症状がでてしまいます。若年性更年期障害を引き起こす原因は不規則な食生活、ストレス、睡眠不足、運動不足、ダイエットなど現代のライフスタイルを送っているといつの間にか若年性更年期障害になりうるのです。エストロゲンは女性には欠かせない成分です。

またザクロに含まれる酒石酸は、膵臓の働きを活発にしてインスリン分泌を促すので、血糖を下げるのに効果的です。フラボノイドの一種であるエラグ酸は、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑制するので美肌効果があります。エラグ酸は体のサビを防ぐ抗酸化作用は赤ワインより強いと言われています。また、アルツハイマー症予防に効果が期待できます。酸類にはクエン酸、リンゴ酸、ホウ酸などが含まれているため、甘酸っぱい香りがし、ミネラル類を流れやすくして血液をサラサラにします。

 

ザクロを食べたくても毎日果実を食べるのは難しいですよね?最近はザクロジュースやザクロエキスなどが出回っています。そのようなものを利用すると手軽にザクロを食事に取り入れられます。様々な成分のある果物なので毎日少しずつ摂りたいですよね。
そこで、ザクロを使ったレシピを紹介します。 >>ざくろのレシピへ

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