第9回 ストレスと栄養編
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ストレスは、目に見えにくいものですが、精神的・身体的に様々な影響を及ぼしていきます。 |
ストレスと体の仕組み
体や心にストレスを受けると体の中は、ストレスを追い出そうとして闘い始めます。“ストレスを受けた”と脳が感じると脳が指令を出して、副腎皮質ホルモンが分泌されます。副腎皮質ホルモンが分泌されるとタンパク質の分解が進んでしまいます。使われた副腎皮質ホルモンを作るにはビタミンCとビタミンEが必要になります。
また、副腎皮質ホルモンから血糖値や血圧を上昇させ、心拍数を速める「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。さらに、骨からミネラル類(特にマグネシウムとカルシウム)が溶け出してしまいます。ストレスを受けると体もいろいろ変化します。
呼吸器系 |
喘息、過呼吸症候群(息苦しい症状)など |
消化器系 |
胃・十二指腸潰瘍、下痢、便秘、吐き気、肥満など |
血管系 |
高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、冷え性、肌荒れ、むくみなど |
女性ホルモン系 |
生理不順、無月経、子宮内膜症、更年期障害、不妊症など |
このようにストレスからさまざまな疾患や症状を招いてしまいます。
ストレスに効く栄養素・食事
ストレスに効く栄養素と含まれる食品を紹介します。
たんぱく質 |
精神の安定効果があり、脳を活性化させます。ストレスを受けるときたくさん消費されてしまいます。 |
ビタミンB1 |
脳や筋肉の働きを活発にし、ストレスを緩和させ、神経機能を正常に維持します。ニンニクやネギ、タマネギの匂い成分であるアリシンは吸収を良くしてくれるので、一緒に摂ると吸収率が高まります。 |
ビタミンB6 |
タンパク質や脂質の代謝を助けます。 |
ビタミンB12 |
精神を安定させて記憶力や集中カを高める、脳や神経細胞を活性化吸させるなどの作用があります。 |
パントテン酸 |
ホルモンのバランスを整え、ビタミンB6、葉酸と協力しながら免疫力を高めます。また、解毒作用もあります。 |
ナイアシン |
糖質やタンパク質の代謝を促進させて疲労回復や血行促進、脳や神経の働きに関与、性ホルモンの合成、膚や粘膜を正常化させて肌荒れを改善します。性ホルモンの合成に関与し、精神機能を正常に維持します。 |
カルシウム |
脳細胞の興奮を抑えて精神を安定させる、細胞を若々しく保ち細胞の情報伝達に重要、ホルモン分泌の調整をする作用があります。カルシウムは単独で摂るよりも、ビタミンD(イワシ、ウナギ、椎茸など)やマグネシウムを併せて摂取すると、体内で吸収されやすくなり、丈夫な骨や歯を作るのに役立ちます。 |
マグネシウム |
体温や血圧の調節、セロトニンの生成・神経の興奮を鎮めてストレスに抵抗する副腎皮質ホルモンの働きを助けるので、神経の興奮を鎮めます。 |
ビタミンC |
ホルモンの生成に関与しており、流産の予防やストレスに負けない体質を作ります。 |
このような栄養素を始め、ストレスを受けると健康な状態の時よりもたくさんの栄養素が必要になります。ここでストレス解消レシピを紹介します 。 >>ストレス解消レシピへ
女性のからだはとてもデリケートで、ストレスを受けやすいですから、毎日の心掛けでストレスに負けにくいからだを作っていくことが必要です。
ストレスに効く栄養素を摂取したからといってすぐに効果が出るだろうというのではなく、毎日の積み重なった食事によりストレスに負けにくいからだが作られていくと思います。


