生理についてのトラブルをまとめました

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生理のさまざまなトラブル

生理は、毎月当たり前のように来て、何の辛さもないラッキーな人もいますが、中には、救急車で運ばれるくらい辛い症状に悩まされている人も少なくありません。生理に関するトラブルをまとめてみました。

▼ 生理に関するトラブル

【1】 生理がこない
【2】 生理の期間が長く、出血量が多い、あるいは生理の期間が短く、出血量も少ない
【3】 不正出血がある
【4】 痛みがある
【5】 生理前に心身ともに不快な症状がある
【6】 次の生理が来るまでの期間が長い、あるいは短い

【1】 生理がこない

原発性無月経・・・つまり18歳になっても生理がないことをいいます。
子宮がない、染色体の異常など生まれつきの問題もありますが、子供の頃から激しいスポーツをやっていることなどが原因の場合もあります。

続発性無月経・・・順調に来ていた生理が90日以上何らかの原因で止まってしまうものです。
妊娠以外で止まってしまうケースとしては、A視床下部B下垂体に何らかのトラブルが発生していることが考えられます。ホルモンは、繊細でちょっとした原因で、うまく動かなくなってしまう場合があります。また精神的なストレス以外にも、 C卵巣にトラブルがある場合もあります。

視床下部のトラブル
ストレス - 視床下部はストレスの影響を受けやすいため、ストレスを取り除くことが必要です。 思春期の女性に多い過食症・拒食症もホルモンバランスを崩す原因となり、体重の増減が原因で生理がとまってしまう場合があります。

下垂体のトラブル
シーハン症候群 - 出産時の出血により、下垂体の組織が動かず卵巣から女性ホルモンが分泌できないことから生理がとまってしまうことがあります。
高プロラクチン血症 - プロラクチンの分泌の過剰から生理がとまります。ストレスや薬による原因で分泌過剰になった場合は、薬をとめたりストレスを取り去ることで再び順調に来るようになることもあります。

卵巣のトラブル
多のう胞性卵巣症候群 - 未発育卵胞が排卵せず卵巣にたまることで排卵がとまることで生理がこないことです。
早発閉経- 35歳未満で卵巣内の卵胞がなくなってしまうことで生理がとまります。

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【2】生理の期間が長く、出血量が多い、あるいは短く、少ない

期間が長く、多い原因としては、ストレスによるホルモンバランスの崩れが考えられますが、何らかの病気が原因で長くなっていることも考えられます。病気の種類としては、 子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頚管ポリープ、子宮頚ガン、子宮内膜ポリープ、甲状腺の病気などがあげられます。生理にまつわるこれらの病気については、別記にて説明します。

期間が短く、少ない原因として、ストレスによるホルモンバランスの崩れで排卵がなかったりすることがあります。また子宮内膜に癒着があることが原因と考えられます。

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【3】不正出血

排卵性の出血 - 排卵時にエストロゲンが減少するために出血をする場合があります。しかし出血が少量で期間も2、3日程度であれば問題ありません。

妊娠による出血 - 着床時に出血が起こる場合があります。少量の出血で痛みを伴わないものであれば問題ありません。

病気による出血 - 子宮頚ガン、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮膣部びらん、子宮頚管ポリープ等々、不正出血には、何らかの病気が原因で、生理とは異なる出血がおこる場合は、適切な治療が必要です。

注:不正出血は生理とは異なりますから、きちんと状況を見極め、早期に診察を受け適切な治療を受けましょう。

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【4】痛みがある

いわゆる生理痛という、腹痛や頭痛、吐き気など、人によっては、薬を飲んでも痛みが収まらず寝込んでしまうくらいひどい症状に毎回見舞われることがあります。

子宮の収縮による痛み - 子宮口が狭いことにより、痛みが起こりますが、妊娠出産により子宮口が広がると、痛みが改善する場合があります。まだ子宮が成熟していない10代の女性に多いといわれています。

子宮後屈や前屈による痛み - 子宮が極端に前や後ろに傾いている場合に痛みが起こることがあります。

プロスタグランディンの過剰な分泌による痛み - 20代になりプロスタグランディンというホルモン分泌が過剰になることで痛みが起こる場合があります。プロスタグランディンは子宮の収縮させるホルモンです。

子宮内膜症・子宮筋腫 - 現代女性に非常に多い病気です。おのおのの病気については、別記に説明します。

注:痛みの程度はその人の感じ方で異なります。これまで痛みがなかった人が急に痛くなるようであれば、早期に診察を受けましょう。

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【5】不快な気分になる

いわゆるPMS(Premenstrual Syndrome)といわれるものです。

イライラする
憂鬱になる
頭痛
むくみ
手足の冷え
眠気
吹き出物ができる
便秘、もしくは下痢

生理前にホルモンが過剰な分泌により、不快な症状に見舞われます。
ホルモンバランスを整えるために心身ともにリラックスできる環境をつくることが大切です。ハーブティーやサプリメント、アロマテラピーなどでリラックスできる空間をつくってみてはいかがでしょうか。

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【6】次の生理が来るまでの期間が長いあるいは、期間が短い

生理の周期は通常28日を基本として、25日から35日くらいの間であれば問題ありませんが、それより長い場合、短い場合、何かが原因かもしれません。

排卵がない場合
生理は、ホルモンバランスが崩れると生理の周期も乱れます。定期的に体温をはかってみましょう。高温期がない場合は、排卵がおこっていない可能性があります。

高温期があっても短い
プロゲステロンの分泌が少なくないと、高温期が短いことにより、不妊の原因にもなります。

注:体調により、周期が乱れることはありますが、「排卵のおこり」をみるために期間の長さはひとつの判断材料になります。自分の体調を知るために、婦人体温計で定期的に排卵日をチェックしてみましょう。

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生理痛やPMSによいといわれる食品について

ビタミンB6の摂取は、生理前のイライラ感に効果的といわれています。
カツオやバナナに含まれます。

また同じくカルシウムとマグネシウムを2対1の割合でバランスよく摂取することでイライラ予防に効果があります。
マグネシウムが含まれる食品は、大豆、アーモンドなどのナッツ類、牡蠣、玄米など。
カルシウムが多く含まれる食品は、ひじき、ゴマ、チーズ、牛乳などです。

ビタミンEは、ホルモンバランスを整える働きがあります。
ゴマ、アーモンド、アボガドや、ベニバナ油など。

またカラダを暖めることで、生理痛を予防する野菜=根菜類、ごぼう、にんじん、だいこんなども効果的です。
また塩分や動物性脂肪のものを控えることも大切です。
ただ、なかなか食品から摂取できにくいのも現代社会では、サプリメントを併用すると良いかもしれません。


さまざまな病気

 子宮内膜症

子宮の内膜が子宮外に飛び出てしまうこと。
生理は子宮内膜が剥がれ落ちる状態ですから、それが子宮の中でないところで起こると排出できず、たまった血液がほかの臓器と癒着を起こして痛みなどが起こります。
子宮内膜症と診断された人も、妊娠出産をきっかけに完治してしまう場合もあります。
進行した場合は、手術し、子宮や卵巣を摘出する場合もあります。


 子宮筋腫

子宮筋層にできる良性のこぶ。
子宮の内膜の下にできる筋腫や、子宮頚部にでいる筋腫など、症状がでない場合も多いですが、痛みなど症状がでない場合でも不妊の原因にもなりえますから、場合によっては手術が必要です。


 子宮頚がん

子宮頚管にできるがんのこと。
症状としては、不正出血や腹痛などがおこる。おりものの増加やにおいがあります。
初期段階であれば子宮を摘出することなく手術で患部を摘出できます。


 子宮体がん

子宮体部に発生するがんのこと。
妊娠出産の経験していない人、また更年期以降の女性に多く発生します。
症状は、不正出血、腹痛、あるいはおりものの増加など。
子宮を摘出する必要があります。


 子宮内膜ポリープ

子宮内膜の増殖によりポリープができます。
不正出血、生理不順や不妊など。
入院することなく簡単な手術で患部を除去できます。


 子宮頚管ポリープ

子宮頚管の粘膜の増殖によりポリープができます。
不正出血、おりものの増加など。
入院することなく簡単に患部を除去できます。


 子宮内膜炎

子宮内膜が炎症を起こします。
不正出血、腹痛、おりものの増加、腰痛など。
抗生物質を使用し炎症をおさえます。


 子宮膣部びらん

子宮膣部が円注上皮におおわれ、びらんができます。
不正出血、おりものの増加
症状が進行する場合は、レーザー治療でびらんを除去します。


 クラミジア頚管炎

子宮頚部がクラミジアに感染します。
腹痛や発熱、おりものの増加し匂いもあります。
抗生物質、消炎剤などで炎症を押さえます。


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